2019年5月23日

神戸製鋼、KOBEMAG委託生産に移行

 神戸製鋼所は23日、2017年度に販売参入した高耐食性アルミニウム―マグネシウム合金めっき鋼板「KOBEMAG」の生産を4月から自社原板(熱延鋼板)を使う委託生産に移行したと発表した。「KOBEMAG」は、新日鉄住金(現日本製鉄)が日新製鋼(現日鉄日新製鋼)を子会社化するに当たって、公正取引委員会が対策を求めた問題解消措置として日新が「ZAM(高耐食性アルミニウム―マグネシウム合金メッキ鋼板)」の特許および製造ノウハウを神鋼にライセンス供与したもの。18年度までの当初2年間は神鋼が自社ブランドとして販売のみを行い、日鉄日新製鋼がOEM生産していた。今回、事前品質確認、JIS認証などを取得し、自社原板を使うことで、めっきまでの一部工程を委託する形に切り替えた。また、数量面でもOEM期間中の上限年8万トンに対し、委託生産では同16万トンに倍増する。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社