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2024.10.30
2019年5月23日
神戸製鋼所は23日、2017年度に販売参入した高耐食性アルミニウム―マグネシウム合金めっき鋼板「KOBEMAG」の生産を4月から自社原板(熱延鋼板)を使う委託生産に移行したと発表した。「KOBEMAG」は、新日鉄住金(現日本製鉄)が日新製鋼(現日鉄日新製鋼)を子会社化するに当たって、公正取引委員会が対策を求めた問題解消措置として日新が「ZAM(高耐食性アルミニウム―マグネシウム合金メッキ鋼板)」の特許および製造ノウハウを神鋼にライセンス供与したもの。18年度までの当初2年間は神鋼が自社ブランドとして販売のみを行い、日鉄日新製鋼がOEM生産していた。今回、事前品質確認、JIS認証などを取得し、自社原板を使うことで、めっきまでの一部工程を委託する形に切り替えた。また、数量面でもOEM期間中の上限年8万トンに対し、委託生産では同16万トンに倍増する。
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