2019年5月20日

高炉大手調達価格 7―9月鉄鉱石、2割上昇見通し

 高炉大手の原料調達の四半期価格が見えてきた。業界関係者によると、7―9月の鉄鉱石は4―6月比21%上がる見通し。伯ヴァーレの事故による減産に加えて豪州のサイクロンによる生産障害で相場が高値で推移している。原料炭は4―6月がほぼ1―3月並み。堅調な需要に支えられて比較的高値を維持している。米中貿易摩擦など不確実性はあるものの、中国をはじめ堅調な鉄鋼生産を背景に原料高が続く見通し。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社