2019年5月15日

高炉メーカー、薄板在庫対策を本格化

 鉄鋼業界を取り巻くコスト環境が厳しさを増す中、高炉メーカーは過剰感が広がる薄板在庫の対策に本格的に乗り出した。日本製鉄はひも付き需要家向けを含めた納期や在庫の再精査、市況分野における引受削減を含めたタイトロール運用を実施。またJFEスチールは前年度のトラブルから通常操業に戻した後に、在庫の再精査など行って市況分野での大幅な引受削減を始めたもよう。神戸製鋼所も在庫状況を精査しながら引受を行っている。各社ともに6月末をめどに在庫を適正水準に引き下げたい考えだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社