2019年5月14日

鉄産懇・中村会長 中国動向、慎重に見極め

 鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は13日の会議後、「世界情勢はますます不透明感を強めているが、2018年の世界の鋼材需要は3年連続増となり、19・20年も緩やかな増加が見込まれている」との認識を示した上で、高水準の生産が続く中国については「流通・ミル在庫ともに前年水準を下回っており、内需は堅調とも見える。ただフラット系を中心に高水準の輸出が続いており、今後の動向を慎重に見極めていく必要がある」と述べた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社