2019年5月14日

4―6月粗鋼計画、4期ぶり2600万トン乗せ 生産トラブル回復寄与

 経済産業省が13日まとめた2019年度第1四半期(4―6月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比7・3%増の2680万トンと2四半期ぶりに増える。生産トラブルからの回復が寄与し、4期ぶりに2600万トン台を回復する。季節的に製造業向けが減る国内向け鋼材生産は減るが、生産トラブルで前期は絞り込んでいた反動で輸出向けは大きく伸びる。経産省金属課では国内は建設、自動車向けなど堅調だが、薄板3品など高水準在庫に留意が必要なうえ、海外では米中摩擦など不透明感が増しているとして慎重な対応を求めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社