2019年4月22日

18年度全国粗鋼、2年連続減1億289万トン

 日本鉄鋼連盟が22日発表した2018年度の全国粗鋼生産は前年度比1・9%減の1億289万トンで2年連続減となった。鉄鋼需要自体は堅調に推移したが、鉄鋼メーカーの設備・操業トラブルが続き、台風などの自然災害も響いて、2年連続で1億500万トンを下回った。3月単月の生産は前年同月比微減の908万トンで、日産量は前月比5・9%増の29万3000トン。新年度は引き続き需要が堅調に推移する見通しで、4月以降は鉄鋼メーカーの操業トラブルもほぼ解消しており、3年ぶりの生産回復が期待されている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社