2019年4月19日

鉄スクラップ国内相場続落 電炉、連休向け手当てにめど

 国内鉄スクラップ相場が続落した。国内高・輸出安の反動で「輸出向けの船積み出荷の停滞が続いた」(商社)上、値下がり局面で市中からメーカーへの鉄スクラップ出荷が加速し、大型連休を前に電炉各社の鉄スクラップの手当てにおおむねめどが立ったため、国内需要が減退したことが要因。さらに鉄スクラップ主力輸出先の韓国で一部メーカーが火災トラブルから製鋼を休止しており、特に輸出依存度の高い関東地区では「余剰感が強まる中、輸出販路が狭まって需給緩和が長引くことが懸念される」(流通筋)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社