2019年4月16日

国内鉄スクラップ続落、輸出安など下押し材料

 国内鉄スクラップ価格が先週末続落した。輸出安などが相場の下押し材料となった。先週13日入荷分から東京製鉄が全拠点で鉄スクラップ購入価格をトン500―1000円引き下げ、各地区電炉各社も同日から東鉄に追随する形で値下げしている。一方、「メーカーへの出荷が進み、ヤード在庫が一巡している」(ヤード筋)との声も聞かれるほか、今後は連休中に電炉各社の鉄スクラップ消費が増える上、韓国向けを中心とした鉄スクラップ輸出契約分の船積み出荷が進む見通しなどから「下げピッチは鈍化するのでは」(同)との見方も出始めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社