2019年4月15日

大同特殊鋼 ホットスタンピング向け、金型用鋼を開発 業界最高水準の高熱伝導率

 大同特殊鋼(石黒武社長)は15日、業界トップレベルの高熱伝導率を実現した、ホットスタンピング向け金型用鋼「DHA―HS1」を開発、販売を開始したと発表した。自動車軽量化のため増加する引張強さ1GPa(ギガパスカル)超の超ハイテン材に対応。高温に加熱した鋼板を金型でプレス成型するホットスタンピング工法で加熱された鋼板の熱を効率的に冷却できる同工法に適した金型用鋼で、最高水準の高熱伝導率36W(ワット)/m・K(メーター・ケルビン)を達成。820度から200度に鋼板を冷却する時間を35%短縮、生産性を高める。軟化抵抗にも優れ、金属摩耗を4分の1に抑え、金型寿命を延長。同工法での金型製品のトータルコストを低減する。2020年度に国内外で年間1億円(製品形状・平角)の販売を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社