2019年4月15日

18年末世界の造船手持ち工事、1.5億総トンに増加

 日本造船工業会がまとめた2019年の造船関係資料によると、18年末段階の世界の造船手持ち工事量は、4665隻(前年末比1・5%増)、1億5097万総トン(同50・1%増)となり、総トン数は3年ぶりに増加し、1億5000万総トン台に回復した。このうち日本は783隻(同6・2%増)、3127万総トン(同2・8%増)と増加した。世界的に手持ち工事量は減少が続いてきたが、2020年のSOx規制など環境規制強化を控え、造船受注は持ち直してきており、これを受けて世界、日本で隻数、総トン数と増大。日本の総トン数は3年ぶり増で、前年の3000万トン際より積み増しされた。韓国も大きく伸ばしたが、中国は減少した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社