2019年4月12日

国内鉄スクラップ続落 輸出安などの影響波及

 国内鉄スクラップ相場が続落した。輸出安などの影響が国内市場に波及。下落基調が続いているため、市中からメーカーへの鉄スクラップ出荷が進み、「電炉各社の今月下旬からの大型連休に向けた鉄スクラップの手当てにめどが立った」(商社)ことなども下押し材料となった。一方、大型連休中の操業で電炉各社の鉄スクラップ消費が進むほか、連休明けには韓国向けを中心とした鉄スクラップの船積みが高水準で推移する見通しもあり、「連休明けの需給が焦点。相場の大崩れには至らないのでは」(流通筋)との見方も出ている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社