2019年4月4日

普通鋼電炉メーカー、配送費などコスト大幅増 前下期比トン3000円

 2019年度入り後は電炉用電極や副資材、配送費を含めた各種コストが一段と上昇しており、普通鋼電炉メーカーではコスト上昇に伴う収益悪化が避けられない情勢だ。普通鋼電炉メーカーでは各社でコスト構造が異なるものの、主原料・鉄スクラップの価格変動分を除いた19年度上期の製造コストアップ分が概ね、18年度下期比でトン当たり2000―3000円前後、前年同期比では同5000―6000円前後になると想定している。業界に与えるインパクトは大きく、配送費などは状況次第でさらに上昇する可能性がある。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社