2019年4月4日

普通鋼電炉メーカー、配送費などコスト大幅増 前下期比トン3000円

 2019年度入り後は電炉用電極や副資材、配送費を含めた各種コストが一段と上昇しており、普通鋼電炉メーカーではコスト上昇に伴う収益悪化が避けられない情勢だ。普通鋼電炉メーカーでは各社でコスト構造が異なるものの、主原料・鉄スクラップの価格変動分を除いた19年度上期の製造コストアップ分が概ね、18年度下期比でトン当たり2000―3000円前後、前年同期比では同5000―6000円前後になると想定している。業界に与えるインパクトは大きく、配送費などは状況次第でさらに上昇する可能性がある。

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