2019年4月3日

中川鋼管、名古屋の新倉庫完成

 中川鋼管(本社=大阪市西区立売堀、中川忠俊社長)は約25億円(土地取得費、建設費、設備費など)を投じて名古屋市内に建設中だった新倉庫「潮見倉庫」(名古屋市港区潮見町)と新名古屋支店事務所が3月29日に完成した。4月8日から新倉庫での営業業務、加工の本格稼働を開始する。今回の新倉庫の建設は名古屋市内に分散していた2カ所の旧・倉庫が老朽化していたことから、交通インフラに恵まれた新立地に集約するのが狙い。今後、充実した鋼管類の在庫や最新鋭の加工設備に加え、優れた立地をフル活用し、コラム加工・販売などの小口・即納対応を促進していく。名古屋支店の中期的な数量目標についてはコラム加工量で現状比ほぼ倍増の月間1500トン程度、取扱量で同約3割増の月間3200―3300トン程度を予定している。

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