2019年3月27日
新日鉄住金ステンレス 3―5月契約、Cr系線材5000円値下げ
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は27日、2019年3月―5月契約(19年4ー6月ロール)のステンレス線材価格について、基準鋼種のニッケル系(SUS304前提)を据え置きとし、クロム系(SUS430前提)をトン当たり5000円引き下げると発表した。独自のアロイリンク方式に基づき、合金原料であるニッケル及びクロム価格を反映した価格に設定したもので、クロム系に関しては2四半期連続の引き下げとなった。ニッケル系に関しては足元のニッケル価格水準が続いた場合、次回の価格改定では値上げになる可能性が出ている。
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