2019年3月18日

東京製鉄、4カ月連続全種据置き 4月契約

 東京製鉄は18日、2019年4月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは4カ月連続となる。同日に会見した今村清志・常務取締役営業本部長は、「新年度入り後は昨年同様、需給バランスが徐々にタイトになると想定される。一方、電極や物流費など鉄スクラップ以外のコストアップは4―6月分で前年同期比トン5000円前後を想定しているものの、足元の状況を考慮し、4月契約分の販売価格は全品種で据え置きとした。4―6月は様子見ながら、これを過ぎれば需給は引き締まり、5月の大型連休明けから7―9月にかけて、マーケットは正常な状態に戻るだろう」と述べた。

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