2019年2月22日

柿木鉄連会長 19年度国内鉄鋼需要環境は好調

 日本鉄鋼連盟の柿木厚司会長(JFEスチール社長)は21日の定例会見で、2019年度の国内鉄鋼需要環境について「産業別に凸凹はあるだろうが、全体としては好調に推移するのではないか。東京五輪などを控えて建築関連需要は底堅く、国土強靭化要請の高まりを受けて土木関連需要も堅調に推移する。自動車は消費税増税前の駆け込み需要が想定されるため上半期の生産が多くなるとみているが、政府も対策を講じているので前回ほど段差は大きくならないだろう」との認識を示した。その上で「産業機械分野における中国向け輸出の減速、受注が回復しつつある造船メーカーの建造ピッチ、特殊鋼の需要動向などは慎重に様子を見ていく必要がある」と付け加えた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社