2019年2月21日

鉄スクラップ、国内相場さらに続伸 海外市場続伸など反映

 国内鉄スクラップ相場が続伸した。東京製鉄が20日入荷分から全拠点で鉄スクラップ購入価格を引き上げ、全国的に鉄スクラップ購入価格引き上げの動きが広がった。海外マーケットの続伸や輸出船積みの集中に伴う関東湾岸価格の上昇などが要因とみられている。海外動向は先行き不透明ながら、国内では旺盛な建築・土木関連向けの鋼材需要を背景に3月の電炉生産が2月比で増産が見込まれている上、「4月末から5月初めの10連休に向け、鉄スクラップ入荷の維持・在庫確保の動きは続くのでは」(ヤード筋)とみる向きもある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社