2019年1月21日

東京製鉄、2カ月連続全種据置き

 東京製鉄は21日、2019年2月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは2カ月連続。同日に会見した今村清志・常務取締役営業本部長は、「人手不足や諸資材のコストアップは収まることがなく、今後も続くため、価格転嫁は必須の情勢にあるものの、現行の国内外市況を考慮し、全品種で販売価格を据え置いた」と述べた。国内外で鋼材価格に差が生じており、2―3月に向けて入着する懸念があるなど、中国や韓国などからの鋼材輸入動向を注視する必要があると判断したという。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社