2019年1月16日

11月普通鋼受注、国内向け369万トンに減

 日本鉄鋼連盟が16日発表した用途別受注統計によると11月の国内向け普通鋼鋼材受注は前年同月比2・2%減の369万2000トンで2カ月ぶりに減少した。輸出向けは3・9%減の175万2000トンで6カ月連続減。トータル受注は2・7%減の544万4000トンで5カ月連続減となった。「自動車用の受注量は今年一番の高水準であり、製造業・建設分野ともに国内の需要は堅調に推移している」(鉄鋼連盟)ものの、鉄鋼メーカーの操業・設備トラブルなどによる引受量調整など供給サイドの事情が受注減の背景にあるとみられている。

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