2019年1月9日

薄板3品、2カ月連続で大幅減 11月末在庫414万トン 

 11月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・9%、12万4000トン減の413万6000トンとなり、2カ月連続で大幅に減少した。9月の大型台風で混乱した内航をはじめとする物流が10月以降、徐々に好転したことが在庫調整進展の大きな要因だが、JFEスチール・西日本製鉄所(倉敷地区)で昨年10月下旬に起きた高炉トラブルも影響したものとみられる。410万トン台を記録したのは昨年4月以来、7カ月ぶり。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社