2018年12月20日

高炉メーカー、厚板国内ひも付き下期交渉を本格化

 高炉メーカーは厚板の店売り、プロジェクト分野での値上げ浸透を踏まえ、造船、建・産機向けなど国内ひも付きについて、2018年度下期交渉を本格化する。厚板事業は旺盛な需要などにより、タイトな需給が続く。加えて耐火物など資材価格が上昇、物流でもドライバー確保が難しく、コストアップを招いている。これらを念頭に、本夏以降の店売り・プロジェクト分野値上げの進展を勘案、ひも付き交渉に臨む。国内需要は船種構成の変化で造船向けは本年度350万―360万トンレベルで、建・産機も堅調な上、建設も物件が継続。今後もタイトな情勢が予想され、供給面で輸出、店売りの引き受けカット、ひも付きの納期調整継続は避けられない見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社