2018年12月12日

関東鉄スクラップ輸出入札、平均落札価格3万円割れ

 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)は11日、鉄スクラップ輸出入札(12月契約、船積み期限は2019年1月31日)を実施し、平均落札価格(H2)はFASトン当たり2万9478円となった。落札本数は1番札と2番札、3番札(同じ落札額で2本)の4本となり、数量は合計2万トン。平均落札価格が同3万円台を割り込んだのは18年10月の入札不調を含め、17年7月契約分以来1年5カ月ぶり。関東地区では電炉メーカーによる荷止めや荷受け制限が相次ぐとともに、輸出低迷が続く環境下、今回の入札で合計2万トンの落札となったことで需給調整弁の役割を果たし、底値を探る動きが出るものと期待する向きがある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社