2018年11月29日

鉄スクラップ 関東市況の下落続く

関東地区の鉄スクラップ市況が続落した。

国内では輸出環境が低迷するとともに、中部エリアの一部メーカーによる操業停止・荷止めの影響などで、関東からの西送り内航船需要が減少し、関東湾岸商社・シッパーの集荷意欲が低下した。

このため、地区電炉メーカーの入荷が好調となり、買値引き下げが続発。11月入り後、東鉄・宇都宮は28日時点で買値を累計トン4500円引き下げた。先安観が強く、ディーラーは出荷ペースを速めており、市中では活発な荷動きが継続中だ。

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