2018年11月2日

全国CC、上期出荷3.2%増820万トン

 全国コイルセンター工業組合(理事長=鈴木貴士・五十鈴社長)によると、2018年度上半期(4―9月)のコイルセンター出荷量は前年同期比3・2%増の819万5320トンとなり、3年連続で増加した。自動車をはじめ、電機や機械、建材などの大口需要家向けが伸びた。ただ、自社販売と受託加工で伸び率の差が広がり、自販はメーカー値上げの転嫁も停滞している。コイルセンター企業の収益も自販と受託の比率によって格差が広がっており、一概に「堅調」とは言い切れないのが実態だ。

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