2018年10月12日

NSSC フェロクロム価格交渉、10-12月9.6%引下げ

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は10―12月積みフェロクロムの価格交渉で、主要生産者と7―9月比9・6%の引き下げで11日までに合意した。2四半期連続の下げ。欧州向けは先週、先行決着していた。中国向け相場の下落を反映した下げだが、足元ではスポット価格は底入れ反発しており、来期は上昇の可能性もある。ステンレス需要は世界的に堅調なうえ、マンガン、シリコンなど副原料、電極、耐火物など副資材、エネルギーなどコスト高もあり、クロムの値下がりもステンレス製品に直接反映するとは限らない。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社