2018年10月5日
原料炭、スポット市況再び上昇 豪州供給障害で210ドル超
原料炭のスポット市況が再び上がってきた。業界関係者によると、豪州の炭鉱の供給障害をきっかけに1週間で1割程度値上がりし、足元はトン210ドル(2万3900円)を超えた。供給障害で先高とみたトレーダーの思惑買いが相場を押し上げたという。中国が国慶節休暇のため大きな動きはないが、中国の企業が活動を再開する来週は動きが出る可能性もある。豪州の供給などに余裕がなく、スポット相場は供給障害などに敏感に反応する傾向がある。
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