2018年10月1日
新日鉄住金・三井物産・リオ 豪鉄鉱石合弁、ローブリバーの新鉱区を開発
新日鉄住金と三井物産は1日、英資源大手のリオ・ティントと西豪州で展開する鉄鉱石合弁事業、ローブリバーの新鉱区開発を決めたと発表した。終掘が近づく操業中の鉱区の後継として15億4600万ドル(1701億円)を投じて開発、2021年に生産を開始し、年産約7000万トンの生産規模を維持する。隣接鉱区開発によって既存の鉄道、港湾インフラを活用し、競争力を確保する。新日鉄住金の出資先からの調達比率は2割程度で変わらないが、安定調達に加え、世界需要が拡大し続けるなかで、需給安定化に貢献するとしている。
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