2018年10月1日

流通3団体、10―12月需要基調強く

 全国鉄鋼販売業連合会、全国厚板シヤリング工業組合、全国コイルセンター工業組合の鉄鋼流通3団体は28日までに、経済産業省ヒアリングを行い、2018年度第3四半期(18年10―12月期)の需要見通しを報告した。自動車はトヨタの生産が1日当たり9月1万3300台、10月1万1800台、11月1万2100台で新型車投入もあり、本年度の完成車生産見通しは960万台と来年1―3月に向け下期も好調と予測。造船は厚板需要を前年度の350万トンと比べ横ばい、微減とするが、建・産機需要は好調。建設分野は本年度鉄骨需要を下期微減の17年度と同水準の523万トン(同7万トン減)ながら、橋梁・土木は堅調と予見。製造業、建設分野とも概ね需要基調は強く、タイト化も予測する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社