2018年9月26日

JFES、長寿命塗装厚板を開発

 JFEスチールは26日、沿岸域で用いられる橋梁や建・産機などの塗装の塗り替え期間を、普通鋼と比べ、2倍以上延長する厚鋼板「EXPAL」(エクスパル=Extend・Painted・Life)を開発したと発表した。塗装後に高い耐食性を発揮することで厳しい腐食環境下で鋼構造物のライフサイクルコストを低減する。普通鋼では約30年に1度塗り替えが必要となるが、同鋼板では塗装寿命を約70年まで延長できる。微量の耐食元素の複合添加と圧延条件の適正化で、従来のJIS・G3106(SM鋼)と同等の機械的性質を維持し、塗装後に従来鋼より高い耐食性を持ち、塗装寿命延長を可能とした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社