2018年9月19日

鉄スクラップ 国内市況、強基調に転化

 国内鉄スクラップ市況が強基調に転じている。アジア向け新規鉄スクラップ輸出商談が停滞する中、電炉操業が集中する2度の3連休に向けて鉄スクラップ需給が引き締まったことなどが要因。東京製鉄が先週15日入荷分から宇都宮工場を除く4拠点で鉄スクラップ購入価格を引き上げたのに対し、地区によって電炉メーカーの価格対応にバラつきが生じているものの、「週末の3連休に向け、少なくとも短期的には強基調を維持するのでは」(ヤード筋)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社