2018年9月13日
三衆物産、ロシアに進出 雑品スクラップ三国間貿易を強化
大手金属リサイクル企業、三衆物産(本社=千葉県船橋市、水谷純社長)は雑品スクラップの三国間貿易を強化するため、ロシアに進出する。2018年内をめどにロシア・カムチャッカ半島に専用ヤードを新設し、輸入した日本産雑品スクラップを選別・解体・分別することで日本や韓国、東南アジア向けに鉄スクラップ、銅やアルミなどの非鉄スクラップを輸出していく方針。中国は18年末で雑品類の輸入を禁止するため、日本国内では雑品シッパーによる市場撤退、事業の見直しが進むとともに、新たな輸出先を模索する動きが見られる中、ロシアへの進出で事業拡大を目指す動きは珍しい。
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