2018年9月6日

特殊鋼棒線・鋼板類、需給タイト感続く 4―6月鋼材受注、国内向け伸びる

 2018年度は高炉大手を中心に国内の鉄鋼生産が回復する見込みであるが、先行指標となる鋼材受注は普通鋼・特殊鋼鋼材ともに増加基調にあり、特殊鋼棒線、鋼板類の需給タイト感はしばらく続くことになりそうだ。日本鉄鋼連盟まとめによると18年度第1四半期(4―6月)の普通鋼・特殊鋼鋼材受注は前年同期比3・5%増の2149万トンで、国内向けが4・4%増の1417万トンと需要回復を牽引。産業機械や自動車向けを中心に製造業分野の需要が好調で、建設分野の需要回復も本格化しつつある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社