2018年9月4日

構造用鋼、関西市況が上昇基調 コスト高積み残し

 関西地区の構造用鋼市況は、9月に入ってからも高値をうかがう状態が続いている。需給バランスが引き締まった状況下で、地区内流通筋もユーザーひも付き向けを最優先し、新規の引き受けを断わるなど枠を絞り込んで慎重な受注を継続。特殊鋼メーカーも副資材や人件費、輸送コストの上昇などを要因とする値上げについては積み残しの形になっていることから、今後も強い販売姿勢を維持するとして、少なくとも下期中は上がり基調が続くものとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社