2018年9月3日
米鋼材輸入制限、品種別除外大きく進展 日本関連800件が認定
米国が安全保障を名目に鉄鋼、アルミ製品に輸入制限を課している問題で、鉄鋼製品の品種別除外が8月までに進展したようだ。業界関係者によると、全体で2000件の除外が認められ、うち日本関連が800件以上含まれるという。日本製品は除外された数量でも比重が大きいようだ。処理件数は積み上がってきてはいるものの、増え続ける除外申請は2万6000件に達しており、除外の却下を含めて結論が出たのは1割あまりにとどまる。発動から5カ月あまりを経て、停滞感の強い手続きには懸念もある。
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