2018年8月31日

建材薄板メーカー、マージン回復へ正念場

 建材薄板メーカーによる販価是正が佳境に入っている。原板価格や亜鉛やアルミなど副資材の高騰を受け、各社は2年前から値上げを重ねてきたが、これまでに表明済みのトン当たり累計3万円の値上げについては、ようやく完遂しつつある。「メーカー間で値上げ幅にばらつきがある」(扱い筋)との指摘もあるが、大半のメーカーが非住宅向けでは値上げ幅が3万円に達したもよう。マージン回復までもうひと踏ん張りのところにきており、今後は住宅向けや建材メーカー向けでも値上げの積み残し分を浸透させられるかどうかが収益改善のカギを握りそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社