2018年7月12日

西日本豪雨 広島県内の鋼材特約店 主要道路遮断で支障

西日本豪雨の影響により、広島県内の鋼材特約店では倉庫や設備面での問題はないものの、主要道路の遮断によりデリバリー面で支障をきたしている。少しづつ道路事情は改善しているが、完全回復までは時間がかかりそうだ。

一般鋼材の特約店、山陽鋼材(広島市)では、「物流手段が確保できず、製品のデリバリーがままならない」(中川淳一社長)としている。パイプ特約店の奥平パイプ興業・広島営業所(東広島市)は「工場設備は問題ない。デリバリーも止まっていたが、11日から少しづつ再開した。今後は優先順位をつけて、配送を行う」としている。中国鉄管継手(広島市)の高田祐司社長は「呉や東広島方面のデリバリーに問題があり、迂回して配送を行っている」など各社ごとにあらゆる手段で対応を行っている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社