2018年7月9日
SSAB、レーザー溶接 広幅鋼板日本市場で拡販 最薄2.5ミリまでサイズ拡大
スウェーデンの高炉メーカー、SSAB・EMEA・ABの日本法人、スウェーデンスティール(東京都港区、瀧上達也社長)は、シート材をレーザー溶接して広幅鋼板サイズとする「HARDOX450LWS(レーザー・ウェルディング・シート)」の最薄板厚2・5ミリ以上にサイズレンジを広げ、日本市場で本格販売を開始した。これまで最薄は3・2ミリだった。板厚の異なる鋼板同士の溶接も可能で、ハルドックス鋼板の機械的特性と加工性を持ちながら、20%程度コストを削減でき、従来よりも優れた平坦度が得られる。最薄2・5ミリまでサイズ拡大、軽量化ニーズに応え、木質バイオマスの運搬用コンテナなど搬送機器分野で販路を伸ばす。
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