2018年5月21日

方向性電磁鋼板 高炉、値上げ姿勢堅持 欧米向け下期輸出商談

 高炉メーカーと欧米の大手重電・トランスコアメーカーとの間の今年下期(7月―12月)の方向性電磁鋼板(GO)の輸出商談が今週にもスタートするようだ。環境対策の高まりからレーザー仕様の薄手材の高効率GOを中心に需給タイトな状況が続いているため、高炉側は値上げ姿勢を堅持する構えだが、火力発電分野を中心に事業の立て直しを急ぐABB、GE、シーメンスなどの欧米重電メーカーは3半期連続の値上げに対しては抵抗感が強いとされる。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社