2018年5月14日

特殊鋼生産、3%増520万トン

 経済産業省がまとめた2018年度第1四半期(4―6月)の生産計画によると、特殊鋼熱間圧延鋼材生産は前期比2・8%増の520万トンと2四半期ぶりに増える。国内向けは自動車、建設機械需要は堅調だが、軸受鋼、高抗張力鋼などが減るため、全体で微減。輸出向けは堅調な自動車需要などで構造用合金鋼、軸受鋼、高抗張力鋼板などが伸びる。前年同期比では国内が機械構造用炭素鋼、高抗張力鋼などが減り、全体で微減。輸出向けは堅調な自動車需要、前年同期の設備トラブルの戻りなどで増える。

スポンサーリンク