2018年5月8日

日立建機、バリューチェーン拡大へ

 日立建機(平野耕太郎社長)は現行中期経営計画に則してサービス、サービス部品などバリューチェーン事業の拡大、グローバル体制の再構築を推進する。バリューチェーンでは売上構成比50%目標を軸に、H―Eパーツ、ブラッドケンなど海外グループも活用、マイニング消耗部品などアフターサービスを拡充。主要先進国でのレンタル事業参入のほか、認定中古車の世界展開を進める。グローバル体制では北米のホイールローダを日立ブランドに切り替え、ジョージア州の工場を一新、増産と人材育成を図る。インドも3工場を2工場に集約するなど拠点網を最適化する。本年度の設備投資は429億円(前年度比2・3倍増)とし、研究開発費も275億円と同11・8%増額、IT、環境対応を伸ばす。

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