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2024.10.30
2018年4月25日
鉄鋼流通問題懇談会は24日、東京・日本橋茅場町の鉄鋼会館で定例会合を開催した。橋本直政会長(JFEスチール常務執行役員)は鋼材需給について「需要環境は良い。需給はバランスが取れ、需要は緩やかにだが、きっちりと回復している。この環境を維持すべく、需要に見合った生産を行うことが大切」とし、実需見合いの的確な生産体制を持続していく考えだ。その上で在庫指標の水準など一進一退となり、タイト感やモノが動いているという実感に乏しいとの見方に対し「数字とは異なる分野で需給がひっ迫し、全国的にはタイトが続いている」と市場動向を分析した。
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