2018年4月2日

五十鈴、純利益7%増17億円 販売3年ぶり110万トン台

 新日鉄住金―メタルワン系の大手コイルセンター、五十鈴(本社=東京都大田区、鈴木貴士社長)の2018年3月期業績は経常利益が前期比3%増の25億円、純利益が7%増の17億円となり、期初計画通りの収益を確保する見通しとなった。販売数量は1%増の110万トン見込みで、3年ぶりに110万トン台を回復する。主力の自動車向けが堅調に推移する中、事業領域の拡大やICT活用などによる生産性向上にも注力し、収益力を高めたことが奏功した。

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