2018年3月26日
NSSC3―5月契 ステンレス線材SUS304、1万円上げ
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は26日、ステンレス線材の3―5月契約価格について、基準鋼種のニッケル系(SUS304前提)で横ばい、クロム系(SUS430前提)でトン1万円引き下げると発表した。一方、電極をはじめとする資機材などの高騰というアロイリンク部分以外のコスト影響を考慮し、全鋼種で価格をトン1万円引き上げるため、結果としてSUS304は同1万円(2%)の引き上げ、SUS430は横ばいとなる。アロイ以外での改定は、2014年6―8月契約以来。特殊鋼鋼種の改定も行う。
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