2018年3月1日

Ni系ステンレス冷薄市況、東名阪で1万円上昇

 ニッケル系ステンレス冷延薄板市況は上伸基調が続いており、東京、名古屋、大阪の各地区で2月帳端以降トン当たり1万円方の値上げとなった。ステンレスメーカーの店売り価格引き上げを受けて、流通の仕入れ価格も切り上がっており、各社は販売価格への転嫁を進めている。店売りの荷動きは堅調に推移しており、需給のタイト感も強い状況下で、価格転嫁が途上の流通筋では完全転嫁に向けて尽力しており、市況はしばらく強基調で推移するものとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社