2018年2月27日

建機出荷額、18年度2.7兆円見通し

 日本建設機械工業会(会長=平野耕太郎・日立建機社長)が27日発表した2018年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは17年度見込み比4・6%増の2兆6708億円と策定された。07年度に次ぐ史上2番目の高水準となる。2年連続増、8年連続で2兆円台を維持する。昨年8月にまとめられた見通し額2兆3491億円より13・7%上回り、マイナス予測からプラスに変更された。17年度は同15・7%増の2兆5541億円と増加見込みで、07年度に次ぎ第2位となる。建機向け厚板需要でウエートの大きい油圧ショベルは国内では排ガス規制の反動減も、輸出の増加で18暦年生産は前年比19%増の14万4190台、ミニショベル生産が8%増の13万3210台と増加。

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