2018年2月16日

JFE鋼材、Q・C・D強化加速 需要減退期備え体制構築

 JFEスチールグループの中核シャーリング企業、JFE鋼材(石原慶明社長)は新システムの導入を進め、厚板事業、レベラー事業の主力部門でQ(クオリティ=品質)、C(コスト=費用)、D(デリバリー=納期)の体質強化策を加速する。2018年度からの次期第6次中期経営計画ではQ・C・D強化を柱に据え、JFEグループとして品質保証、トレーサビリティーのレベルアップを図る。システムによる構造改革を本格実施、品質チェックの自動化、生産性向上や工場現場での工程管理、コスト管理などバックアップ体制を整備する。建築需要などピークは18年度から19年度前半とみて、次期中計後の需要減退期でも対応できる陣容を固めていく。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社