2018年2月16日
JFE鋼材、Q・C・D強化加速 需要減退期備え体制構築
JFEスチールグループの中核シャーリング企業、JFE鋼材(石原慶明社長)は新システムの導入を進め、厚板事業、レベラー事業の主力部門でQ(クオリティ=品質)、C(コスト=費用)、D(デリバリー=納期)の体質強化策を加速する。2018年度からの次期第6次中期経営計画ではQ・C・D強化を柱に据え、JFEグループとして品質保証、トレーサビリティーのレベルアップを図る。システムによる構造改革を本格実施、品質チェックの自動化、生産性向上や工場現場での工程管理、コスト管理などバックアップ体制を整備する。建築需要などピークは18年度から19年度前半とみて、次期中計後の需要減退期でも対応できる陣容を固めていく。
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