2018年2月7日

普通鋼電炉11社 4-12月”品種”で明暗

 普通鋼電炉メーカー上場11社(連結10社、非連結1社)の2017年4―12月期決算が6日に出そろった。10―12月は条鋼類を主体に鋼材需要が回復する一方、主原料である鉄スクラップ価格が大幅に上昇したことから、製品販売価格改定状況でメタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)に差が生じ、損益は形鋼メーカーと鋼板メーカーが概ね改善したものの、棒鋼メーカーは悪化し、品種別で明暗を分けた。

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