2018年1月29日

17年ステンレス鋼板販売、4年連続増155万トン 需要分野総じて好調

 全国ステンレス流通協会連合会(全ス連)がまとめた2017年のステンレス鋼板販売量(JSCA+ANS+商社・量販店3統計合計)は154万7855トンで、08年の統計開始以来、最も高い水準となった(08年は4―12月)。前年比では4%増となり、4年連続で増加した。3月の14万4470トンをピークに、10―12月でも軒並み13万トン台と高水準を維持した。年間を通じて旺盛なステンレス需要が続き、薄板では半導体製造装置関連や建材、厨房設備関連、エレベーターなど幅広い需要分野が総じて好調に推移し、厚板でも半導体製造装置関連やダム・水門などの水処理設備関連で高水準の需要となった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社