2018年1月25日
大同プラント工業、ナマシ鉄線用高効率焼鈍炉を開発 ハンナンに1号機納入
大同特殊鋼グループの工業炉メーカー、大同プラント工業(本社=名古屋市南区、山本孝幸社長)は、ナマシ鉄線用の「高効率焼鈍炉」を開発、本格販売を開始した。鉄線を焼きなまし処理する炉で、雰囲気ガス生成に窒素ガスなどを用いることで、ポット炉処理などに比べ、ランニングコストを30%以上下げられる。すでに1号機を線材加工大手のハンナン(本社=東大阪市、金井敏浩社長)に納入済み。価格は炉の大きさ、オプションによって異なり、1基当たり5000万―1億円。今後、年間2基のペースでの受注を目指す。
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