2018年1月22日

関東地区市況、H形8万3000円に上伸 6年7カ月ぶり高値水準 年内9万円の大台視野

 関東地区の形鋼市況は前月比でトン2000―3000円方上伸し、H形鋼市況(ベースサイズ)はトン8万2000―8万3000円と2011年6月以来6年7カ月ぶりの水準となった。好調な建設需要に加え、各種原料や副資材価格の高騰、物流コストの上昇などにより、高炉・電炉問わずメーカー各社の値上げ圧力が拡大。扱い筋は今後もこうした仕入れコストの上昇が続くとみて「9万円の大台を見据える必要が出てきた」(流通関係者)と年内には約9年ぶりとなる市況水準も視野に入れ始めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社